2010年10月3日日曜日

2010-10-03:巣ごと消えた




 いない!!!!

 巣ごと消えている。
 今日は雨なので様子はどうかと見にいった。
 いない。
 わずかに垂れ下がっている草が巣があったところを示しているだけ。
 何があった?。
 昨日はいた。
 そして今日は巣すらも消えてしまった。




 もしかしたら巣ごといなくなるかもしれないというのは少しだが予想のなかにあった。
 というのは、昨年それがあったからだ。
 ただ、昨年は全部がヒナに孵り、クチバシでエサを求めていた。
 そしてしばらくして消えて、巣が少しずつ壊されていった。
 このことからもしかしたら「巣換え」をしたのではないかと思ったりしていた。

 が、今年はまだすべてのヒナが孵ってことを確認していないし、一日(30時間ほど)で一気に巣が消えている。
 もし巣換えをしたなら、ヒナが全部孵ったということであり、孵ったのを確認して一気に引越しをしたということになる。
 そういう巣換えという性癖をこの鳥は持っているのであろうか。

 巣が消えているというのは、ここに使われている材料を何らかに使用したということになる。
 雨がふったからといって巣がそう簡単に壊れるものではない。
 見てわかるように巣はクリークの上にある。
 ヒナが動きはじめると巣から落ちることも考えられる。
 おちれば水におぼれる。
 そのため、ヒナがすべて孵化したタイミングで既存の巣材を使って、どこかえへ巣換えをしたというのが一番分かりやすい推論となる。





 [ウイリー・ワグテイル]




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