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● 親鳥と巣
やはり抱卵していました。
ビデオで。
気配を感じたのでしょうモゾモゾとしはじめこのあとすぐに逃げられました。
少し離れて戻ってくるのを待っていましたが、なかなか警戒して近寄りません。
稿頭の写真はそんな巣の周りには行くが、巣には寄らない親鳥です。
あまり刺激しないようにしていますが、どうしてもカメラを構えてしまうと、用心されます。

巣ですが、形はピーウイーのものと同じですが、作り方が違っています。
ピーウイーのものは土で固めたもので、ちょうどツバメの巣に近いのではないのでしょうか。
ワグテールのものは中身は小枝やワラでそれをちょう蜘蛛の糸のようなネットで固めているようです。
よってはるかに壊れやすくできています。
体が小さいですから、土のような重いものは運びきれないのでしょう。
さて、この写真を「2009年」の写真と見比べてみます。

● 2009年9月28日

● 2010年9月12日現在
ドンピシャ、まったく同じ位置に巣を作っている。
斜めの枝と手前に伸びている枝をうまいぐあいに使っている。
左の元木の枝ぶりも同じ。

● 2009-10-27

● 2009-12-20
この巣だが10月27日には壊されて残骸をさらすだけになっており、その2カ月後にはキレイに跡形もなくなくなっている。
そのまったく同じ場所に巣を作ったということは、昨年と同じワグテールのツガイが巣を作ったということになる。
つまり2年連続での巣作りということになります。
[ウイリー・ワグテイル]_